【渋谷SAUNASが開業】桜丘再開発エリアに暫定施設 東急不動産 | 建設通信新聞Digital

5月15日 水曜日

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【渋谷SAUNASが開業】桜丘再開発エリアに暫定施設 東急不動産


 東急不動産は、複数の再開発事業が進められている東京都渋谷区の桜丘エリアに「渋谷SAUNAS」を開業する=写真。漫画・エッセイ『サ道』の著者であるタナカカツキ氏が総合プロデュースを手掛けた。ワークスペースなども設け、企業同士の交流の場になることを想定している。再開発事業の着工までの暫定施設となる。23日の開業を予定している。

 規模はS造3階建て延べ671㎡。設計は再生建築研究所、東急Re・デザイン、SNARKinc・、施工は淺沼組が担当した。企画・運営はTOYOKE。建設地は桜丘18-9。

 男湯と女湯を合わせて8種類9室のサウナ室、2種類四つの水風呂、外気浴スペースなどを整備した。併設のレストランではヴィーガン料理を提供する。

 渋谷SAUNASの建設地を含む桜丘エリアでは、東急不動産が事業協力者として参画する「ネクスト渋谷桜丘地区再開発準備組合」が2018年11月に発足した。施設の着工時期は未定となっている。23年11月の竣工予定で、既に着工済みの渋谷駅桜丘地区第一種市街地再開発事業の区域に近接している。

 東急不動産は、桜丘エリアで起業支援・新規事業発足支援の取り組みを進めている。21年4月にスタートアップ企業支援施設などを展開する共同体「NIB」を発足し、 コワーキング施設などを開業している。 「渋谷SAUNAS」もその一環として開業する。


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