【植物のあるオフィス環境】脳波測定などをもとに集中力や作業正確性への効果を検証 東急不動産 | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

公式ブログ

【植物のあるオフィス環境】脳波測定などをもとに集中力や作業正確性への効果を検証 東急不動産

 東急不動産は、東京都港区の南青山本社オフィスで実施していた「植物のあるオフィス環境がもたらす効果」に関する実証実験で、一定の効果があったと発表した。
 実験は、20歳から40歳代の同社社員男女30人を対象に、オフィス執務スペース内で卓上の緑化を実施。脳波測定やアンケートをもとに結果を算出した。

南青山オフィスでの実証実験の様子

 実証実験の結果、ストレス度が12.3%低下したほか、集中力や作業正確性の向上、作業に対するワクワク度の上昇など、企業の売り上げアップや離職率の低下などにつながりうる結果になったという。
 14日に営業を開始した東京都渋谷区のオフィスビル「渋谷ソラスタ」に本社を移転した同社は、オフィス内を全体的に緑化した新本社でも、引き続き緑を取り入れた環境づくりとその効果を検証する。そこで得た知見を、従業員がより良く働く環境づくりの提案につなげるとしている。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら