東急不動産は、東京都港区の南青山本社オフィスで実施していた「植物のあるオフィス環境がもたらす効果」に関する実証実験で、一定の効果があったと発表した。
実験は、20歳から40歳代の同社社員男女30人を対象に、オフィス執務スペース内で卓上の緑化を実施。脳波測定やアンケートをもとに結果を算出した。
14日に営業を開始した東京都渋谷区のオフィスビル「渋谷ソラスタ」に本社を移転した同社は、オフィス内を全体的に緑化した新本社でも、引き続き緑を取り入れた環境づくりとその効果を検証する。そこで得た知見を、従業員がより良く働く環境づくりの提案につなげるとしている。