【東急不動産・キャンパスヴィレッジ開発】学生寮の需要拡大に対応 2019年度末までに1000室体制 | 建設通信新聞Digital

5月8日 水曜日

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【東急不動産・キャンパスヴィレッジ開発】学生寮の需要拡大に対応 2019年度末までに1000室体制

 東急不動産は、学生寮「CAMPUSVILLAGE(キャンパスヴィレッジ)」の開発を進めている。これまでに竣工している4物件に加え、2019年度末までに首都圏に3物件、京都市に2物件を新築し、計9物件1096室とする計画だ。管理運営は学生情報センターが担当する。

キャンパスヴィレッジ浦安の完成予想

 新たに首都圏で開設するのは「板橋本町」(北区上十条4-15-3ほか)が延べ1898㎡、81戸、「王子神谷」(神谷3丁目44-36)が延べ2741㎡、129戸、「浦安」(千葉県浦安市北栄2丁目698-2ほか)が延べ2299㎡、98戸。
 京都市では「京都伏見」(京都市伏見区竹田北三ツ杭町24-1)が延べ2254㎡、95戸、「京都一乗寺」(左京区高野泉町6-109)が延べ2874㎡、115戸となる。このうち板橋本町と王子神谷、浦安、京都一乗寺では東急ハンズがプロデュースした家具などを各居室に導入する。いずれも設計・施工者は非公表としている。

京都伏見カフェテリアパース

 開発の背景には、大学進学率の上昇、都市郊外で下宿して大学などに通う学生の増加、留学生の増加基調など、学生寮の需要拡大傾向が顕著になったためとしている。立地についても、最寄り駅や学校へのアクセスを重視して選定した。

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