【東京、赤坂二・六丁目開発計画に着工】16.7万㎡複合施設など/三菱地所、TBSHD | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【東京、赤坂二・六丁目開発計画に着工】16.7万㎡複合施設など/三菱地所、TBSHD

完成イメージ(左が東街区、右が西街区)

 三菱地所とTBSホールディングスは、「赤坂二・六丁目地区開発計画」の新築工事に着手したと発表した。設計・監理は東街区を三菱地所設計、西街区を三菱地所設計(全体)、観光企画設計社(ホテル)、久米設計(劇場・ホール)、施工は東街区を鹿島、西街区を大林組が担当している。両街区とも2028年3月末の竣工を予定しており、東街区の全体竣工は同年10月末となる。

 東街区は、地下4階地上40階建て延べ16万7650㎡で、高さは207m。事務所、店舗、インキュベーション施設などとなる。西街区は、地下3階地上18階建て延べ3万8150㎡で、高さは100m。劇場・ホール(1万1000㎡)、ホテル(1万2000㎡)、店舗などで構成する。

 東京メトロ千代田線赤坂駅に直結し、地下2階から地上にかけて駅前空間やにぎわい・交流の場となる4900㎡の広場を整備する。エンターテインメントや歴史的な文脈を踏まえ、「舞」をモチーフとした建物計画とする。

 ホテルには、国際水準のハイグレードホテルを誘致する。事務所部分で「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Oriented」の認証を予定している。帰宅困難者の一時滞在施設や防災備蓄倉庫、災害時一時待機場所なども設ける。

 

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