【駅南再開発、特定建築者を再々募集】26年着工、28年完成見込む/芦屋市 | 建設通信新聞Digital

5月10日 金曜日

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【駅南再開発、特定建築者を再々募集】26年着工、28年完成見込む/芦屋市

22年3月時点のイメージ

 兵庫県芦屋市は、「JR芦屋駅南地区第2種市街地再開発事業」の特定建築者の募集を開始した。応募登録書は4月19日まで、事業提案書は7月17日に都市政策部都市整備課で受け付ける。プレゼンテーション審査を経て、8月下旬に選定する。

 参加資格は単体かJV。計画性、事業性、経済性に優れた企画提案力を持ち、特定施設建築物の保留床の全部または一部を自ら取得するか、取得可能な第三者に処分できることなど。市が掲げる▽緑-花と緑あふれる街並み▽集える-新たな出会いを生み出す仕掛け▽歩ける-思わず歩きたくなる空▽未来志向-市民の未来に送る進化の余地▽地権者の生活を守る-資産や生活を守り、スピード感を重視–の5原則の実現に向けた提案を求める。

 商業施設や住宅、公益施設、駐車場などで構成する再開発ビルを建設する。規模はRC造地下2階地上11階建て延べ1万6080㎡。再開発の対象地(業平町、上宮川町)の面積は約1.1ha。

 8月下旬に基本協定を締結後、10月に実施設計、2026年1月に建設工事に着手し、28年の完成を見込む。

 同事業の特定建築者は、23年4月に公募を開始したが、事業計画を見直すため5月に中止。募集要項を一部見直して7月から再募集していたが、唯一応募していた東急不動産が辞退したために中止となっていた。

 

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