【最優秀に妹島和世、次席は御手洗龍】恵泉女学園のフェロシップホール建替/30日に詳細公表 | 建設通信新聞Digital

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【最優秀に妹島和世、次席は御手洗龍】恵泉女学園のフェロシップホール建替/30日に詳細公表

フェロシップホール現況


 恵泉女学園は23日、恵泉女学園フェロシップホール建て替え計画設計の公募型プロポーザルを実施した結果、最優秀提案者を妹島和世建築設計事務所に決めた。次席は御手洗龍建築設計事務所だった。妹島事務所は、「生徒の心の拠り所になる、みんなの家のようなホール」を提案した。詳細な講評を30日に公表する。

 学園は、毎朝の礼拝と様々な教育活動を支えるフェロシップホールの老朽化に伴い、多様化する教育活動のニーズと、生徒一人ひとりにとって豊かな学園生活の拠点となるホールの新設を計画している。事業費は総額15億円程度、規模は延べ1600㎡を上限に設定している。

 23日に開いた公開審査会でプレゼンテーションした妹島事務所は、ホールを中心に曲面の外壁を持つ楽屋や客席などが花びらのように配置された施設を提案した。ホールは円形とし、礼拝時に集中しやすい空間とする。ホール周辺に配置する諸室は地上部ではホワイエとなり、生徒の集いや出会いを後押しする。

 基本設計は11月にまとめる予定だ。所在地は東京都世田谷区船橋5ー8ー1。

 

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