学校等施設基本計画案/概算事業費は50億/機能を複合化、延べ6900平米/北海道北竜町 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

北海道・東北

学校等施設基本計画案/概算事業費は50億/機能を複合化、延べ6900平米/北海道北竜町

 北竜町は、学校等複合施設基本計画案をまとめた。真竜小学校、北竜中学校、公民館、図書館・郷土資料館を再整備施設の対象とし、真竜小と北竜中を統合した9年制の義務教育学校と公民館・図書館機能を複合化し、相互利用する。施設規模は義務教育学校が延べ約5030㎡、新公民館が延べ約1870㎡で、計延べ6900㎡を見込む。3月に計画を策定する予定だ。
 真竜小と北竜中は、両施設とも耐震化改修を実施済みだが、築後45年以上が経過し施設全体の老朽化が進んでいることから、小中学校を施設一体型で新たに建て替える。公民館は耐震化改修が未実施で、築後49年以上が経過していることから、建て替る。図書館・郷土資料館は耐震化改修は不要であるものの、築後34年以上が経過し老朽化が進んでることから、建て替えを行い、公民館と複合化を図る。
 建設候補地は北竜町和9―8、9-9、9-15ほかの敷地面積4万2389㎡。
 事業スケジュールは、義務教育学校校舎が2025年度に基本設計、26年度に実施設計を行い、27年度から2カ年で建設する。29年度の開校を目指す。新公民館も25年度の基本設計、26年度の実施設計を経て、既存の真竜小解体後の29年度から着工し、31年度の開設を目指す。
 概算事業費は、合計で50億1000万円を見込む。うち設計費に2億2000万円、義務教育学校校舎建設費に23億7000万円、同体育館建設費に4億円、新公民館建設費に10億3000万円などと試算している。