25年度に基本・実施設計/小中一貫校2校を整備/掛川市 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

中部・北陸

25年度に基本・実施設計/小中一貫校2校を整備/掛川市

 静岡県掛川市は2025年度、小中一貫校として整備する原野谷学園と城東学園の基本・実施設計にそれぞれ着手する。ともに26年度内に設計をまとめる予定だ。原野谷学園は27、28年度の建設工事、29年度の開校を目指す。城東学園は27年度に造成工事を行い、28、29年度の建設工事を経て30年度に開校する見通しだ。
 25年度当初予算案には、設計委託費として26年度までの債務負担行為を設定した。限度額は、原野谷学園が2億0785万8000円、城東学園が2億2585万8000円。
 両校とも3階建て以下で、普通教室18室、特別支援教室6室を予定する。構造はRC造かS造とし、原野谷学園は一部木造を検討する。公共施設の複合化については、原野谷学園が原谷小学校の学童保育所、城東学園が土方小学校と佐束小学校の学童保育所、大東北公民館を対象にしている。
 各校の概要は次のとおり((1)統合対象校(2)建設地(3)敷地面積(4)校舎・屋内運動場の延べ床面積)。
 ▽原野谷学園=(1)原谷小学校、原田小学校、原野谷中学校(2)原野谷中学校(寺島15)(3)3万1707㎡(4)約1万2000㎡。
 ▽城東学園=(1)土方小学校、佐束小学校、中小学校、城東中学校(2)東京女子医科大学跡地(下土方)(3)3万4120㎡(4)約1万4160㎡。