滋賀県は、衛生科学センターの整備について、4月末にも設計施工一括(DB)方式の総合評価一般競争入札を公告したい考えだ。今夏ごろに落札者を決め、議会での承認を経て12月末ごろまでの契約締結を目指している。設計に1年程度の期間を要すると見ており、2026年12月の着工と27年度末の完成を想定している。
25年度当初予算案には、設計・施工者選定支援業務委託費として1760万円、発注者支援業務委託費として1621万円、設計施工費として4355万円をそれぞれ計上。設計・施工費の27年度までの債務負担行為として34億0077万円を設定している。
選定支援業務は既に日建設計コンストラクション・マネジメントに委託済み。発注者支援業務(CM業務)は25年度に発注するが、改めて公募するかは検討中だ。
DB事業者募集に先立って実施したサウンディング型市場調査には、11者(設計5者、施工6者)が参加した。選定手続きにおける提案期間を3-5カ月程度確保することや、工期に余裕を持たせること、物価高騰を考慮した価格設定などについて要望が寄せられた。
事業では、老朽化が進んでいる現センターに代わる施設として新センターを整備し、新型コロナウイルス感染症などへの対応を含めた機能強化を図る。
内藤建築事務所が担当した基本計画によると、想定規模は5階建て延べ3800㎡。「健康危機管理事案に最先端の知見で迅速に対応できる地域に開かれたセンター」をコンセプトに、1階に事務や理化学係(放射能測定)、2階に理化学係、3階に微生物係、4階に微生物係と共用スペース、5階に動物舎の機能を配置する。
また、環境配慮面ではZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Ready相当の機能を目指し、信楽焼など県産材を積極的に活用したい考えだ。
建設地は草津市笠山7-4-43。
25年度当初予算案には、設計・施工者選定支援業務委託費として1760万円、発注者支援業務委託費として1621万円、設計施工費として4355万円をそれぞれ計上。設計・施工費の27年度までの債務負担行為として34億0077万円を設定している。
選定支援業務は既に日建設計コンストラクション・マネジメントに委託済み。発注者支援業務(CM業務)は25年度に発注するが、改めて公募するかは検討中だ。
DB事業者募集に先立って実施したサウンディング型市場調査には、11者(設計5者、施工6者)が参加した。選定手続きにおける提案期間を3-5カ月程度確保することや、工期に余裕を持たせること、物価高騰を考慮した価格設定などについて要望が寄せられた。
事業では、老朽化が進んでいる現センターに代わる施設として新センターを整備し、新型コロナウイルス感染症などへの対応を含めた機能強化を図る。
内藤建築事務所が担当した基本計画によると、想定規模は5階建て延べ3800㎡。「健康危機管理事案に最先端の知見で迅速に対応できる地域に開かれたセンター」をコンセプトに、1階に事務や理化学係(放射能測定)、2階に理化学係、3階に微生物係、4階に微生物係と共用スペース、5階に動物舎の機能を配置する。
また、環境配慮面ではZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Ready相当の機能を目指し、信楽焼など県産材を積極的に活用したい考えだ。
建設地は草津市笠山7-4-43。