つくば市/産業用地検討で対話/圏央道つくば西スマートIC周辺/7月15日まで受付 | 建設通信新聞Digital

5月13日 火曜日

関東・甲信越

つくば市/産業用地検討で対話/圏央道つくば西スマートIC周辺/7月15日まで受付

産業用地の位置図
 茨城県つくば市は5月12日、圏央道つくば西スマートIC周辺地区産業用地検討調査に関するサウンディング(対話)型市場調査の実施要領を公表した。参加申し込みと質問は7月15日まで、提案書は対話実施の7日前まで受け付ける。6月2日から7月31日まで個別対話を実施し、8月下旬に結果を公表する予定。
 対話の対象者は、事業の実施主体となる意向がある法人かグループ。
 対話では、対象区域全体の整備イメージやアイデア(開発手法、土地利用)、事業化する規模、立地事業者の確保見込み、事業スケジュールなどで意見を募る。
 市は市街化調整区域の地区計画による開発行為で、地域未来投資促進法の活用を想定している。立地想定業種は製造業、研究施設、情報通信業など。
 圏央道つくば西スマートIC周辺地区の所在地は高須賀、上郷地内で、用地面積は約74ha。つくば西スマートICから約1.65㎞、常総ICから約2.65㎞、つくばエクスプレス万博記念公園駅から約3.3㎞に位置する。
 市都市計画マスタープランと、つくば市立地適正化計画によると、圏央道つくば西スマートIC周辺地区は産業集積拠点候補地に位置付けられている。市の発展に貢献する土地利用を検討し、地域経済の活性化を目指す。