千葉市は5月22日、プロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地で市が所有する「ZOZOマリンスタジアム」の再整備基本構想案の骨子を公表した。幕張メッセ駐車場に、幕張新都心の新たなまちづくりの拠点となる屋外型スタジアムを官民連携で建設する。概算事業費は約650億円と試算した。
今後は6月にサウンディング(対話)型市場調査、7月にパブリックコメントを実施し、8月に基本構想を策定する。2026年にかけて基本計画を検討し、事業協力者を募集・決定する。27年から整備事業者の選定を進め、設計や工事に着手する。33年の竣工、34年ごろの開業を目指す。新スタジアム開業後、現施設は解体する方針だ。
新施設は、3万3000人前後を収容できる野球場やイベント機能のほか、商業、宿泊、エンタメ機能を導入し、365日利用できる「エンターテインメントスタジアム」を実現する。周辺の大規模商業施設と2階レベルでつながる周遊デッキを整備する。再生可能エネルギーの活用や高効率空調機器の採用も検討する。
概算事業費のうち、スタジアム整備費には約600億円(ベース機能のみ)、外構整備や道路改良など周辺インフラ整備費に約50億円を見込む。スタジアム整備費は公的資金と民間資金を組み合わせる考え。
建設予定地は幕張メッセ駐車場で、敷地約11ha。JR幕張豊砂駅から南に500mに位置する。既存スタジアムは、富家建築事務所の設計、大成建設・清水建設・西松建設・熊谷組・五洋建設JVの施工により1990年に完成した。施設の老朽化や機能面での更新が課題となっていた。
「ZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム)のあり方検討基礎調査業務委託」は、みずほリサーチ&テクノロジーズ、「ZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム)(建替・改修)基本構想策定業務委託」は、EYストラテジー・アンド・コンサルティングに委託した。
今後は6月にサウンディング(対話)型市場調査、7月にパブリックコメントを実施し、8月に基本構想を策定する。2026年にかけて基本計画を検討し、事業協力者を募集・決定する。27年から整備事業者の選定を進め、設計や工事に着手する。33年の竣工、34年ごろの開業を目指す。新スタジアム開業後、現施設は解体する方針だ。
新施設は、3万3000人前後を収容できる野球場やイベント機能のほか、商業、宿泊、エンタメ機能を導入し、365日利用できる「エンターテインメントスタジアム」を実現する。周辺の大規模商業施設と2階レベルでつながる周遊デッキを整備する。再生可能エネルギーの活用や高効率空調機器の採用も検討する。
概算事業費のうち、スタジアム整備費には約600億円(ベース機能のみ)、外構整備や道路改良など周辺インフラ整備費に約50億円を見込む。スタジアム整備費は公的資金と民間資金を組み合わせる考え。
建設予定地は幕張メッセ駐車場で、敷地約11ha。JR幕張豊砂駅から南に500mに位置する。既存スタジアムは、富家建築事務所の設計、大成建設・清水建設・西松建設・熊谷組・五洋建設JVの施工により1990年に完成した。施設の老朽化や機能面での更新が課題となっていた。
「ZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム)のあり方検討基礎調査業務委託」は、みずほリサーチ&テクノロジーズ、「ZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム)(建替・改修)基本構想策定業務委託」は、EYストラテジー・アンド・コンサルティングに委託した。