施工は前田建設工業/江東区に7万平米超共住など/野村不動産 | 建設通信新聞Digital

6月1日 日曜日

関東・甲信越

施工は前田建設工業/江東区に7万平米超共住など/野村不動産

 野村不動産が、東京都江東区の東京医科歯科大学(現東京科学大学)職員宿舎跡地で計画する、延べ7万㎡超の共同住宅などの新築を、前田建設工業が施工することが分かった。2028年3月下旬までの完成を目指す。設計も同社が担当した。
 事業の名称は「(仮称)門前仲町開発計画」。建設地は、越中島1-3-31ほかの敷地1万7967㎡。9000㎡を建築面積に充てる。
 規模は、RC・S・木造19階建て延べ7万1392㎡、高さ59m。用途は共同住宅、商業、サービス付き高齢者向け住宅。
 野村不動産と東京医科歯科大学は、23年4月に基本協定書、24年3月に事業契約と一般定期借地権設定契約を結んだ。
 同大学は、コンセプトを「Total Healthcare for All Generations~全世代の未病予防、健康維持・増進に取り組み、QOL(生活の質)向上に寄与する街づくり」とした。産学連携の取り組みとして、「いる(住む・来る)だけで健康になるまちづくり」の実現を目指すとしている。