四国化成(香川県丸亀市、濱崎誠社長)は、同県坂出市の番の州エリアに先端半導体向け材料の生産拠点を新設する。投資総額は150億-200億円を見込む。番の州町12-14の敷地約2.6haに工場や倉庫棟、管理棟など6棟の建設を想定している。
工事は2期に分けて進める計画で、近く造成工事に着手する。2026年夏にI期工事が始まり、27年に一部操業を開始、同時期にII期工事に入る。29年の全体の供用開始を目指す。
濱崎社長は9日、池田豊人香川県知事、有福哲二坂出市長と坂出工場の立地協定を結んだ。建物屋根に太陽光発電設備を備えるなどカーボンニュートラルに貢献する。
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