鹿島は26日、全国で展開している「鹿島サマースクール2019」を、岡山市で同社が施工する「ロイヤルガーデンシティ桑田町」(北区桑田町13-2)の現場で開催した。インターネット上で応募した地元の小中学生と保護者27人が参加し、普段見ることができない“本物の建設現場”を体験した。
見学会では、牧本充郎副所長や女性技術者らの現場スタッフ、 中国支店の職員らが現場事務所で参加者を迎え、映像や写真を使って建設業の仕事や施工中の施設の工事概要、 進捗状況などを説明した。
その後、現場に移動し作業用エレベーターに乗って最上階まで昇った。子どもたちは、エレベーターの中から、完成した低層部や施工中の上層部の様子を熱心に見つめていた。また、現場内で作業する職人の作業の鮮やかさに歓声を上げていた。
そのほか、高所作業車への乗車やモルタルならし体験、タイルコースターづくりを体感するなど、貴重な1日となった。牧本副所長は「この見学会を夏休みの良い思い出にしてもらいたい。きょう体験したことを宿題に生かしてもらえたらうれしい」と呼び掛けた。