【2017夏休み特集8】来年のご参考に…建築・建設・土木のイベント記事ご紹介! | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

公式ブログ

【2017夏休み特集8】来年のご参考に…建築・建設・土木のイベント記事ご紹介!

◆8月26日 鹿島サマースクール2017@名取駅前再開発工事現場
 鹿島は26日、「鹿島サマースクール2017」の一環として宮城県名取市の名取駅前地区市街地再開発組合(大浦法彦理事長)が整備する同第一種市街地再開発事業施設建築物工事(施工=鹿島・橋本店JV)を対象に、近隣の子ども会を招いて現場見学会を開いた=写真。子どもたちや保護者ら約30人が参加した。
 冒頭、あいさつに立った木村稔作業所長(鹿島)は「現場では、毎日100人の人たちが頑張っている。けがをしないようにゆっくりと見てほしい。皆さんには工事に対して今後も理解をお願いするとともに、安全に注意しながら1日でも早く建物を届けたい」と語った。
 来賓の山田司郎名取市長は「建物の完成で駅前が大きく変わり、地区全体の活性化につながる。本日は皆さんと一緒に勉強をしていきたい」と述べた。
 この後、担当者が工事概要を紹介した後、木村所長らが躯体工事を行っている場内を案内した。参加した子どもたちは、完成後には見ることができない耐火処理前の鉄骨や骨組み状態のエレベーター室、歓迎のメッセージがつり下げられたタワークレーンなどに興奮の声を上げながら、“本物の現場”を興味深そうに見て回った。
 見学会に参加した増田小6年の太田瑛翔くんは「工事現場ではさまざまな工夫が行われていることが分かった。仕事が面白そうだと思った」と話していた。
 東日本大震災で市立図書館や増田公民館などが被災したことから、JR名取駅前増田地区に両機能と住宅、防災機能を含めた複合施設を整備し、にぎわいを創出する。
 施設は北と南、駐車場棟の3棟で構成し、全体規模は総延べ1万4618㎡。このうち、北棟はS造5階建てで図書館や公民館、商業施設などを備える。南棟はRC造11階建てで、低層が生活利便施設、中・高層は54戸の住居。駐車場棟はS造2階建てで102台収容可能となる。1月に本格着工し、7月末の進捗率は24.2%。2019年10月の完成を目指している。
 特定業務代行者は鹿島(代表企業)とセコムホームライフ、橋本店、久保田本店、アットシステムの5社。再開発コンサルタントが山下設計と都市デザイン、設計は山下設計と関・空間設計が担当している。

◆8月25日 中央設備エンジニアリングの夏休み家族会社見学会

参加者と語り合う松本社長(左)

 中央設備エンジニアリングは25日、大阪事業本部(大阪市)で「夏休み家族会社見学会」を開いた。日ごろの社員の仕事ぶりを公開することで、家族に職場に対する理解を深めてもらうことなどを目的に実施した。
 冒頭、あいさつに立った松本吉晴社長は同社の成り立ちや事業概要について説明し、「社員の皆さんが一生懸命に働いてくれたおかげで、現在業績は非常に良い状況にある。きょうはしっかりと見学してほしい」と述べた。
 参加した社員とその家族らは松本社長らと歓談しながら昼食をとった後、事務所内を見学。バーチャル工場見学やゲーム大会などのレクリエーションなどもあり、楽しいひとときを過ごした。

◆8月27日 建設業を知る!見る!楽しむ!建設フェスタ2017inあつぎ

子どもたちの歓声が響き渡った

 厚木市建設業協会(関野耕正会長)は27日、神奈川県厚木市の厚木中央運動公園で、初の「建設業を知る!見る!楽しむ!建設フェスタ2017inあつぎ」を開いた。厚木市や市教育員会、厚木商工会議所が後援した。重機の展示・撮影、重機ゲーム、重機・リフター試乗など、さまざまな趣向を凝らしたイベントを用意し、会場には子どもたちの歓声が響き渡った。

関野耕正会長

 開会に先立ち関野会長は、多くの来賓の参加や多数の協賛者に感謝した後、「お子さんが楽しめるようにフェスタを企画した。きょう1日、建設業を楽しんで下さい」とあいさつした。
 来賓の小林常良市長は初めてのフェスタ開催を喜び、「次の時代を担う多くの人びとに建設業の魅力や楽しさを知ってもらい、来場者の新たな建設業に対する期待を醸成してほしい」とイベントの成功を願った。
 続いて難波達哉市議会議長、衆議院の義家弘介議員と後藤祐一議員、神奈川県議会の堀江則之議員が祝辞を寄せ、来賓紹介の後、開幕した。同建設フェスタの開催は県内では横須賀に次ぐ2会場目。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら