【2017夏休み特集8】来年のご参考に…建築・建設・土木のイベント記事ご紹介! | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

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【2017夏休み特集8】来年のご参考に…建築・建設・土木のイベント記事ご紹介!

◆7月26日 新潟市内の大型事業現場を親子が体感!
 土木学会関東支部新潟会と日本建設業連合会北陸支部は7月26日、小学4-6年生とその保護者を対象とした親子見学会を開いた。新潟市内で展開される大型事業を前に子どもだけでなく、大人も目を輝かせ、親子で社会資本の役割とものづくりの魅力を体感していた。
 JR新潟、長岡各駅から出発する新潟班(参加者41人)と長岡班(同31人)に分かれ、施工中の工事現場などを見学。両班が訪れたJR新潟駅付近連続立体交差事業(事業者・新潟市、発注者・JR東日本上信越工事事務所)の現場では、同事務所の担当者が事業概要を説明した上で、2018年度の切り換えを目指す在来線高架化の1期工事について触れ、「工事の途中ですが、次の夏休みには新潟駅が少し新しくなるので列車に乗って確かめて下さい」と伝えた。
 事業効果に関する質疑では、児童から在来線高架化に伴って「踏み切りがなくなるので、事故や渋滞が解消される」などのするどい指摘が挙がり、周囲の大人を驚かせていた。
 その後、周辺の建物、通路などから工事の進捗を確認した=写真。
 このほか、新潟班は大石排水区大石2号貯留管下水道工事(発注者・新潟市)、長岡班は新潟防災センターの各現場に足を運んだ。

◆7月29日、8月10日 アイデア工作で自由研究を強力サポート!
 三協立山の三協アルミ社は、小学生向けの工作教室と自由研究の制作応援イベントを開いた。7月29日と8月10日に、富山県の小学生を高岡ショウルームに招き、自然の材料を使った工作や、アルミサッシの製造過程をテーマにした自由研究の制作を手伝った。
 夏休み宿題応援イベントは、女性スタッフを中心としたワーキンググループが主催する。地元の住民に、気軽にショウルームに足を運んでもらいたいとの思いから、2014年にスタートし、ことし4年目を迎えた。
 7月29日の「なつやすみ親子工作教室」では、木の実や枝を使ったアイデア工作を実施し=写真、92組238人の親子が参加した。参加者は出来上がった作品との記念撮影やクイズラリーを楽しんだ。
 10日の「『アルミサッシ』を自由研究のテーマにしよう!」では、スタッフが子どもたちに自由研究のまとめ方を伝授し、アルミサッシができるまでの流れを解説した。同社工場で働く社員にアルミサッシづくりのポイントについて話を聞くコーナーも設け、自由研究を制作した。37組95人が参加した。
 参加者は「自由研究は毎年悩みの種なので参加できて良かった」などの感想を述べた。

◆7月11-13日 中学生が公園や道路の業務を職場体験学習
 日本道路とグループ会社の環境緑化、レインボー・コンサルタントは共同で、立正大付属立正中学校に協力し、3年生2人を受け入れた職場体験学習を実施した。3社の会社概要について説明を受けるとともに、各社の特徴ある業務を体験し、道路への理解を深めた=写真。
 初日は環境緑化が手掛ける大田区の公園の維持管理作業を体験した。ブランコなど遊具の日常点検に取り組んだ後、花壇の造成作業を確認し、作業日報を作成した。2日目はレインボー・コンサルタントでアスファルト舗装やコンクリート舗装、屋内通路のすべり抵抗試験を実施し、その違いを実感した。
 最終日は日本道路技術研究所で一般舗装と透水性舗装の違いを学んだほか、アスファルト合材の供試体を作成した。生徒からは「3社を経験して、その連携で道路が安全に利用できるのだと思った」「さまざまな会社のおかげで道路がつくられ、生活が成り立っていると感じた」などの感想が寄せられた。

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