東金市外三市町組合/354億のタクマグループに決定/新ごみ処理施設DBO構成企業に熊谷組ら | 建設通信新聞Digital

8月14日 木曜日

関東・甲信越

東金市外三市町組合/354億のタクマグループに決定/新ごみ処理施設DBO構成企業に熊谷組ら

 東金市外三市町清掃組合(管理者・鹿間陸郎千葉県東金市長)は、DBO(設計・建設・運営)方式を導入する「新ごみ処理施設整備及び運営事業」を総合評価型で一般競争入札した結果、タクマを代表企業とするグループに決めた。入札額は354億9800万円(税別、以下同)。事前公表した予定価格は355億3365万円だった。同グループのみ参加した。
 代表企業を除くグループの構成企業は、熊谷組、昭和設計、古谷建設、タクマテクノス。
 今後はSPC(特別目的会社)を設立し、9月にも仮契約を結ぶ。10月の組合議会の議決を経て、本契約を締結する。実施設計をまとめた後、2026年4月ごろに建設工事に着手し、29年9月末の完成を目指す。運営・維持管理期間は49年9月末まで。建設地は東金市上武射田地先の敷地約3.51ha。
 事業範囲は、処理能力が日量125t(62.5t×2炉)で連続運転式ストーカ焼却炉のエネルギー回収型廃棄物処理施設と、同18tのマテリアルリサイクル推進施設の設計・建設・運営・維持管理。
 事業者選定業務は、東和テクノロジー、環境影響評価及び都市計画決定支援業務は、パシフィックコンサルタンツが担当している。