千葉県柏市は、2024年度にまとめた「柏駅東口駅前再整備実現化方策検討業務報告書」の概要版を公表した。旧そごう柏店本館土地を含むJR常磐線・東武野田線柏駅東口駅前の再整備に向けた交通広場の再編や新たな改札口(北側)設置で、複数の配置計画案を盛り込んだ。再整備では駅前ビルと交通広場、歩行者空間となる広場を接続し、相互に連携するとした。
駅前交通広場の配置計画では、▽既存のスカイプラザの場所を広場化し、施設を南北に集約した配置案▽北・中央・南口をつなぐ施設配置案▽歩行者広場を賑わい施設で囲い込んだ施設配置案--の3案を提示した。商業施設が入居する駅前ビルと広場を整備することで、高い集客効果を見込んでいる。
新たな改札口の設置では▽既存東西自由通路に直接接続する案▽自由通路を架け替えて東口側の機能を保全する案▽線路上空を回遊した東側に設置する案--の3案を盛り込んだ。
再整備の対象地域は、柏駅東口駅前エリア約3ha。24年度の「柏駅東口駅前再整備実現化方策検討業務委託」は日建設計が担当。25年度の同業務も同者が担当している。
柏駅東口駅前にある旧そごう柏店本館は、現在の所有者である三井不動産が発注者となり、TANAKENが解体工事を進めている。工期は26年12月まで。解体完了後、市に土地を引き渡す予定だ。
22年度に開いた柏駅東口未来検討委員会(委員長・出口敦東大教授)では、旧そごう柏店本館やスカイプラザ柏、柏駅前第一ビルを個別に建て替えるのではなく、地域の協調を通じた全体最適の方向性の下、地権者などが連鎖的に建て替えることとしていた。
駅前交通広場の配置計画では、▽既存のスカイプラザの場所を広場化し、施設を南北に集約した配置案▽北・中央・南口をつなぐ施設配置案▽歩行者広場を賑わい施設で囲い込んだ施設配置案--の3案を提示した。商業施設が入居する駅前ビルと広場を整備することで、高い集客効果を見込んでいる。
新たな改札口の設置では▽既存東西自由通路に直接接続する案▽自由通路を架け替えて東口側の機能を保全する案▽線路上空を回遊した東側に設置する案--の3案を盛り込んだ。
再整備の対象地域は、柏駅東口駅前エリア約3ha。24年度の「柏駅東口駅前再整備実現化方策検討業務委託」は日建設計が担当。25年度の同業務も同者が担当している。
柏駅東口駅前にある旧そごう柏店本館は、現在の所有者である三井不動産が発注者となり、TANAKENが解体工事を進めている。工期は26年12月まで。解体完了後、市に土地を引き渡す予定だ。
22年度に開いた柏駅東口未来検討委員会(委員長・出口敦東大教授)では、旧そごう柏店本館やスカイプラザ柏、柏駅前第一ビルを個別に建て替えるのではなく、地域の協調を通じた全体最適の方向性の下、地権者などが連鎖的に建て替えることとしていた。