名古屋市が設置する名古屋城三の丸地区まちづくり構想有識者懇談会(座長・井澤知旦名古屋学院大名誉教授)は16日、市役所本庁舎で第3回会合を開いた=写真。同構想の策定に向け意見を交わした。
基本方針は、▽先進性で世界をリードするまち▽多様な人々を引きつけ、人が中心のまち▽三の丸アイデンティティーのあふれるまち--の三つ。脱炭素化の実現や広域防災機能を備えるほか、国内外の企業の進出先や官民の連携拠点として環境を整える。新しい建物と重要文化財や名古屋城の歴史的建造物が調和し、風格のある街並みをつくる。
将来イメージは、東西に走る交流軸と国道22号が交差するウエスト、本町通が交差するセンター、大津通が交差するイーストの三つのコアにゾーニングする方針を示した。本町通を歴史軸、大津通をシンボル軸と設定した。
目指すまちの実現に向け、多様な主体が参画するまちづくり協議会を構築し、まちづくりを推進する考えだ。
短期(約5年間)は、道路空間や国有地の空きスペースを活用したにぎわい創出、名古屋城などを生かした景観づくり、グリーンインフラの試験導入などを進める。中期(約10年間)では、短期アクションを踏まえたエリア価値の向上を図る。滞在空間の整備やモビリティー導入による回遊性向上などに取り組む。
長期(約15年間)では、目指すまちを実現する土地利用や都市基盤、建物の整備に関する方針を定め、民間投資の誘導を目指す。街区・基盤の再編や横断施設整備による、さらなる回遊性の向上を図る。
11月に市民向けの講演会を開き、必要な手続きを経て2026年3月に構想を策定する予定だ。構想作成業務はランドブレインが担当している。
基本方針は、▽先進性で世界をリードするまち▽多様な人々を引きつけ、人が中心のまち▽三の丸アイデンティティーのあふれるまち--の三つ。脱炭素化の実現や広域防災機能を備えるほか、国内外の企業の進出先や官民の連携拠点として環境を整える。新しい建物と重要文化財や名古屋城の歴史的建造物が調和し、風格のある街並みをつくる。
将来イメージは、東西に走る交流軸と国道22号が交差するウエスト、本町通が交差するセンター、大津通が交差するイーストの三つのコアにゾーニングする方針を示した。本町通を歴史軸、大津通をシンボル軸と設定した。
目指すまちの実現に向け、多様な主体が参画するまちづくり協議会を構築し、まちづくりを推進する考えだ。
短期(約5年間)は、道路空間や国有地の空きスペースを活用したにぎわい創出、名古屋城などを生かした景観づくり、グリーンインフラの試験導入などを進める。中期(約10年間)では、短期アクションを踏まえたエリア価値の向上を図る。滞在空間の整備やモビリティー導入による回遊性向上などに取り組む。
長期(約15年間)では、目指すまちを実現する土地利用や都市基盤、建物の整備に関する方針を定め、民間投資の誘導を目指す。街区・基盤の再編や横断施設整備による、さらなる回遊性の向上を図る。
11月に市民向けの講演会を開き、必要な手続きを経て2026年3月に構想を策定する予定だ。構想作成業務はランドブレインが担当している。