11月10日から意向受付/土湯温泉W-PPP市場調査/福島市 | 建設通信新聞Digital

11月9日 日曜日

北海道・東北

11月10日から意向受付/土湯温泉W-PPP市場調査/福島市

 福島市は、2028年度での土湯温泉町特定環境保全公共下水道事業へのウォーターPPP導入に向けたマーケットサウンディング(対話型)調査を実施する。意向確認票は10-20日に、PPP導入可能性調査業務を受託したニュージェック新規事業開発グループが受け付ける。12月に個別ヒアリングを実施し、26年3月に結果を公表する。
 事業方式は管理・更新一体マネジメント方式(ウオーターPPPレベル3・5)を採用し、事業実施体制は異業種JVまたはSPC(特別目的会社)を見込む。事業期間は28-37年度の10年間を想定している。
 確認票の調査項目は、実績や関心度、事業実施体制、対象施設・業務範囲、事業条件など。
 対象処理区面積は約20haで、施設は計画最大処理水量が日量1400立方mの土湯温泉町浄化センターや管路5250m、マンホールポンプ13カ所、単純合成H形鋼橋長さ66mの光彩橋。浄化センターと同橋は、27年度以降に耐震診断を実施する予定だ。