業務代行予定者を公募/所沢IC周辺土地区画整理/12月1-5日参加受付/組合設立準備会 | 建設通信新聞Digital

11月12日 水曜日

関東・甲信越

業務代行予定者を公募/所沢IC周辺土地区画整理/12月1-5日参加受付/組合設立準備会

 関越自動車道所沢インターチェンジ(IC)周辺土地区画整理組合設立準備会(細沼清会長)は、同土地区画整理事業の業務代行予定者を公募型プロポーザルで募集する。事務局である埼玉県所沢市の街づくり計画部市街地整備課で募集要項を11月20日まで配付している。参加申し込みは12月1日から5日まで、提案書は2026年1月5-16日に受け付ける。同月31日のヒアリング審査を経て、2月3日に結果の通知を予定している。
 応募形態は単体か複数企業で構成する企業体。単体と企業体の代表企業は、15年度以降、20ha以上の産業系土地区画整理事業の業務代行者としての実績があること。単体と、企業体の代表か構成企業は、業種「土木一式工事」を含む建設業法の許可を受けていることも求める。
 対象地区は、所沢市の東端にあり、関越自動車道所沢ICと国道463号に隣接し、国道254号英ICに近接する約41.5haのエリア。IC周辺は、所沢総合食品地方卸売市場や運輸倉庫施設などが多く立地しているほか、一団性のある農地を中心に、住宅地と民間物流系施設が混在している。
 業務代行予定者には、当該地区での土地区画整理組合の設立に向け、まちづくりに関する経験と技術能力を生かし、土地利用増進にかかる提案を求めるほか、準備会と共同で事業計画案の作成や合意形成の推進にかかる支援を委託する。主な業務内容は、事業実現の可能性や法律による指定要件(文化財・農地)への対応、保留地処分や企業誘致などに関する支援。設立準備会は9月に結成された。