日本建築士会連合会(古谷誠章会長)と日本建築家協会(JIA、佐藤尚巳会長)が最短で2025年内に、国際基準に合致した新しい建築家資格制度の構築に向けた基本合意を目指していることが分かった。遅くても25年度内の合意を目指す。合意後に、資格名称や内容、認定機関の運営方法などの詳細を詰める。7日に佐藤会長が明らかにした。
新資格制度構築の背景には、UIA(国際建築家連合)が1996年に採択したUNESCO/UIA建築教育憲章がある。世界中で行われている建築教育のスタンダードをつくる目的で採択されたが、これにより1級建築士は国際的に認められる資格としては不十分となった。
これを受け、国際的な信頼に値する資格として、日本建築士会連合会は専攻建築士、JIAは登録建築家の制度をそれぞれ発足させた。いずれは統一することを念頭に始まったが、長年統一は実現していなかった。
新資格制度構築の背景には、UIA(国際建築家連合)が1996年に採択したUNESCO/UIA建築教育憲章がある。世界中で行われている建築教育のスタンダードをつくる目的で採択されたが、これにより1級建築士は国際的に認められる資格としては不十分となった。
これを受け、国際的な信頼に値する資格として、日本建築士会連合会は専攻建築士、JIAは登録建築家の制度をそれぞれ発足させた。いずれは統一することを念頭に始まったが、長年統一は実現していなかった。













