山口県下関市と北九州市を結ぶ下関北九州道路の都市計画と環境影響評価の手続きが2025年度内に完了する見通しが立った。都市計画決定権者の山口県は11月19日、北九州市は25日にそれぞれ開く都市計画審議会で同道路を審議する。次の段階となる新規事業化に向け、関係者からは整備主体・手法の早期決定が望まれている。
同道路は、旧彦島有料道路の老の山公園付近(下関市)を起点、北九州市小倉北区西港町を終点とする長さ約8㎞、4車線の自動車専用道路。海峡部に架設するつり橋は、主塔の高さ約200m、主塔間の長さ約1500m、桁下高約60mを見込む。ルート上に三つのハーフICを設置し、北九州都市高速2号線とJCTで接続する。
本州と九州の広域的な人流・物流と経済活動の活性化を支える大動脈としての機能・役割を担う道路で、老朽化が進む関門トンネルと関門橋の代替機能などの多様な効果が期待されている。
10日には東京都内で整備促進大会・中央要望を行い、同道路の早期実現を目指す機運を醸成した。中央要望では、▽利用者負担を基本とした有料道路事業を活用するなど効果的な整備手法の決定▽新規事業化に向けた着実な手続き▽道路を活用した地域活性化の検討--の3項目を要望し、萩生田光一自民党幹事長代行、上田英俊国土交通省政務官ともに「しっかり対応したい」などと応じた。
同道路は、旧彦島有料道路の老の山公園付近(下関市)を起点、北九州市小倉北区西港町を終点とする長さ約8㎞、4車線の自動車専用道路。海峡部に架設するつり橋は、主塔の高さ約200m、主塔間の長さ約1500m、桁下高約60mを見込む。ルート上に三つのハーフICを設置し、北九州都市高速2号線とJCTで接続する。
本州と九州の広域的な人流・物流と経済活動の活性化を支える大動脈としての機能・役割を担う道路で、老朽化が進む関門トンネルと関門橋の代替機能などの多様な効果が期待されている。
10日には東京都内で整備促進大会・中央要望を行い、同道路の早期実現を目指す機運を醸成した。中央要望では、▽利用者負担を基本とした有料道路事業を活用するなど効果的な整備手法の決定▽新規事業化に向けた着実な手続き▽道路を活用した地域活性化の検討--の3項目を要望し、萩生田光一自民党幹事長代行、上田英俊国土交通省政務官ともに「しっかり対応したい」などと応じた。













