【設計=日建設計 建築施工=東急JV CM=三菱地所設計】
東京都品川区が計画する新総合庁舎整備工事の起工式が19日、現地で開かれた。建築は東急建設・大本組・法月建設・仲岡建設・加地建設JV、電気設備が雄電社・八千代電設工業・サンコー・マスミ電設JV、機械設備は大成温調・横河東亜工業・東海管工・三橋工務店JVがそれぞれ施工する。基本・実施設計は日建設計、コンストラクション・マネジメント業務は三菱地所設計が担当している。2029年6月の竣工、同年9月の供用開始を目指している。
神事では、同区の森澤恭子区長と渡辺ゆういち区議会議長、区町会自治会連合会の大八木繁会長、三菱地所設計の谷澤淳一社長、日建設計の児玉謙副社長、東急建設の寺田光宏社長が鍬(くわ)入れを行い=写真、工事の安全を祈願した。
神事後、あいさつに立った森澤区長は「コンセプトを『Well-being&Inclusion Shinagawa-WISH』とし、未来に希望の持てる新庁舎を目指していくという強い思いを込めている。地域の防災力向上やにぎわいの創出、利便性向上に新庁舎が中核を担い、品川エリア全体の価値を高めていきたい」と語った。
児玉副社長は、「施設計画では、パブリックスペース・公共空間に開かれた庁舎であること、情報発信と協働交流の拠点となる区民交流スペースが、区役所の低層部の各所に分散して配置されていることが特徴だ」と述べた。
寺田社長は、「新庁舎は、品川区が目指す『品川の姿』、誰もが生きがいを感じ自分らしく暮らしていける品川の実現に向けた中枢となる大変重要な施設だ。満足をいただける品質を完成工期内にお届けする」と意気込みを語った。
新庁舎は、地下(SRC造)2階地上(S一部RC造・免震構造)14階建て延べ6万0779㎡で、最高高さは64m。工事場所は広町2-2-5の敷地約8340㎡。このうち6667㎡を建築面積に充てる。都内の公共建築物として初となる「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Ready」と「CASBEE建築Sランク」「CASBEEウェルネスオフィスSランク」の三つの認証を取得している。
酒井裕次郎品川区新総合庁舎整備工事作業所長(東急建設)の話 発注者の期待に応えられるようにするのがわれわれの使命だ。「安全」と「品質」を確保し、近隣の方々の協力を得て、完成を目指していく。
東京都品川区が計画する新総合庁舎整備工事の起工式が19日、現地で開かれた。建築は東急建設・大本組・法月建設・仲岡建設・加地建設JV、電気設備が雄電社・八千代電設工業・サンコー・マスミ電設JV、機械設備は大成温調・横河東亜工業・東海管工・三橋工務店JVがそれぞれ施工する。基本・実施設計は日建設計、コンストラクション・マネジメント業務は三菱地所設計が担当している。2029年6月の竣工、同年9月の供用開始を目指している。
神事では、同区の森澤恭子区長と渡辺ゆういち区議会議長、区町会自治会連合会の大八木繁会長、三菱地所設計の谷澤淳一社長、日建設計の児玉謙副社長、東急建設の寺田光宏社長が鍬(くわ)入れを行い=写真、工事の安全を祈願した。
神事後、あいさつに立った森澤区長は「コンセプトを『Well-being&Inclusion Shinagawa-WISH』とし、未来に希望の持てる新庁舎を目指していくという強い思いを込めている。地域の防災力向上やにぎわいの創出、利便性向上に新庁舎が中核を担い、品川エリア全体の価値を高めていきたい」と語った。
児玉副社長は、「施設計画では、パブリックスペース・公共空間に開かれた庁舎であること、情報発信と協働交流の拠点となる区民交流スペースが、区役所の低層部の各所に分散して配置されていることが特徴だ」と述べた。
寺田社長は、「新庁舎は、品川区が目指す『品川の姿』、誰もが生きがいを感じ自分らしく暮らしていける品川の実現に向けた中枢となる大変重要な施設だ。満足をいただける品質を完成工期内にお届けする」と意気込みを語った。
新庁舎は、地下(SRC造)2階地上(S一部RC造・免震構造)14階建て延べ6万0779㎡で、最高高さは64m。工事場所は広町2-2-5の敷地約8340㎡。このうち6667㎡を建築面積に充てる。都内の公共建築物として初となる「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Ready」と「CASBEE建築Sランク」「CASBEEウェルネスオフィスSランク」の三つの認証を取得している。
酒井裕次郎品川区新総合庁舎整備工事作業所長(東急建設)の話 発注者の期待に応えられるようにするのがわれわれの使命だ。「安全」と「品質」を確保し、近隣の方々の協力を得て、完成を目指していく。













