岐阜県が対話型/飛騨・世界生活文化C利活用調査/12月26日まで参加受付 | 建設通信新聞Digital

12月1日 月曜日

中部・北陸

岐阜県が対話型/飛騨・世界生活文化C利活用調査/12月26日まで参加受付

 岐阜県は、飛騨・世界生活文化センターの利活用に向け、サウンディング(対話)型市場調査を実施する。市場調査への参加申し込みは26日まで受け付ける。参加申込者を対象に4日から26日まで現地見学会を随時行う。提案書の提出期限は2026年2月13日で、2、3月に提案内容を確認し、3月中に結果概要を公表する。
 参加資格は、提案内容の実施主体となる意向がある法人か団体。飛騨地域のにぎわい創出と地域課題の解決に寄与することや、施設の改修、維持管理、運営に県の財政負担が生じないことを条件とする。
 事業手法は不問とし、事業の目的・内容、施設改修・整備、実施主体、実施期間、対象区域などを聞き取る。
 同センターは、県民文化の振興や地域社会の活性化に寄与することを目的とし、国際会議にも対応可能な施設として利用されてきた。近年利用者数が伸び悩んでいることから、今後の利活用の可能性を確認する。
 対象は、イベントホール棟(SRC造地下1階地上3階建て延べ8226㎡)や、展示棟(同地下1階地上5階建て延べ6775㎡)、エントランス棟(RC造地下2階地上2階建て延べ3008㎡)などを含む総延べ床面積2万4137㎡。
 場所は高山市千島町900-1の敷地4万4476㎡。