【後楽二丁目北・北西地区】再開発など検討/都・文京区とまちづくり協議会 | 建設通信新聞Digital

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【後楽二丁目北・北西地区】再開発など検討/都・文京区とまちづくり協議会

まちづくり方策のイメージ


 東京都文京区の後楽二丁目北・北西地区で、まちづくりに向けた検討が進んでいる。将来整備イメージとして、南側と西側の2カ所で再開発などを含めた不燃化、中心部に災害対応の広場設置や避難場所の整備、無電中化、歩行空間の拡充などを想定している。今後は区と同地区まちづくり協議会が連携して、まちづくりの具体化に取り組む。

 区は、2021年に策定した「後楽二丁目地区まちづくり整備指針」などで、計画建て替えゾーンと個別更新ゾーンを定めた。

 23年に区と後楽二丁目北・北西地区しゃれ街等検討会がまとめた「後楽二丁目北・北西地区のまちづくりについて」では、計画建て替えゾーンに、業務、住宅、生活支援施設、地域のにぎわいや交流を創出する店舗などを誘導するとし、都市計画手法として、再開発等促進区を定める地区計画が考えられるとした。

 同地区の敷地面積は約4.3ha。後楽二丁目地区のうち、東地区約1.3haと西地区約0.9haは再開発が完了。南地区でも再開発に向け、準備組合が設立されている。事業協力者は住友不動産と五洋建設。26年度の本組合設立、27年度に解体・建築工事着手を目指す。34年度の完成を予定している。建物の規模は、地下1階地上34階建て延べ約27万9000㎡。

 飯田橋駅周辺基盤整備推進会議が7月に策定した、同駅周辺の歩行者ネットワークやまちの機能向上などを目指す、「飯田橋駅周辺基盤整備計画」の対象エリアにも含まれている。

 

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