岡山県赤磐市は、公募型プロポーザルの手続きを進めていた「新拠点整備に係る交差点改良詳細設計業務」の審査結果を公表した。受託候補者には、エイト日本技術開発を特定した。今後は提案内容を基本に、全ての内容を精査し、必要に応じて仕様内容を修正するなど、契約締結に向けた協議を進める。
　特定者については、交通渋滞解析などの実績が十分あり、市の現状や課題を把握した上で総合的に優れていると判断したと総評している。
　市が推進する新拠点整備事業は、河本・岩田地区に民間施設などの整備を計画。開業後には周辺道路の交通量の増加が想定され、交通渋滞が懸念されている。
　今回の業務では、新拠点整備後に予測される将来の交通影響について、交差点での交通処理能力を把握することを目的に、交差点交通量調査、渋滞状況を観測し、交差点解析後、交差点改良詳細設計を実施する。
　履行期間は２０２６年３月３１日まで。