三井不動産は、三井ショッピングパークの「ラゾーナ川崎プラザ」「アーバンドック　ららぽーと豊洲」「ららぽーと柏の葉」「ららぽーと横浜」の４施設の大規模リニューアルを２０２６年から開始する。いずれも０６－０７年に掛けて開業しており、開業２０年を機に、屋内外のイベントスペースについてハード面の環境整備などを進める。
　川崎プラザでは、２６年秋以降、体験型の物販店誘致や食機能の強化、共用部の改修を中心としたリニューアルを計画している。現在の規模は、Ｓ一部ＳＲＣ造地下１階地上６階建て延べ１７万２０００㎡。所在地は川崎市幸区堀川町７２－１。
　ららぽーと豊洲は、２６年初頭から共用部の大規模改修やテナントラインナップの強化し、オフィス・商業・ホテルで構成するミクストユースの施設機能にスポーツ・エンターテインメントを掛け合わせた新しい体験価値を提供する施設とする。規模は、Ｓ造５階建て（豊洲１・２）、ＲＣ一部ＳＲＣ、ＣＦＴ造地下２階地上３６階建て（豊洲３）延べ１６万４４００㎡で、所在地は東京都江東区豊洲２－４－９。
　ららぽーと柏の葉は、２７年春以降、飲食関連機能の強化を中心にリニューアルする。共用部の改修でスポーツ・エンターテインメント連携イベントを積極的に誘致する。規模はＳ・ＲＣ造５階建て延べ１４万４５２０㎡。所在地は千葉県柏市若柴１７５。
　ららぽーと横浜では、２６年春以降、テナントラインナップの強化やフードコートの充実、セントラルガーデンや館内イベントスペースでのスポーツ・エンターテインメント機能の強化を進める。規模は、Ｓ造地下１階地上６階建て延べ２２万６０００㎡。所在地は横浜市都筑区池辺町４０３５－１。