ライト工業の削孔新技術/長尺対応 切継ぎ不要に/効率・安全性を向上 | 建設通信新聞Digital

1月26日 月曜日

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ライト工業の削孔新技術/長尺対応 切継ぎ不要に/効率・安全性を向上

二重管施工対応型リモートスカイドリルでの施工状況
リモート機能を追加したICT削孔管理システム
 ライト工業は、同社のICT削孔システム・リモートスカイドリルをベースとして、長尺の削孔ツールスに対応できる新技術「二重管施工対応型リモートスカイドリル」を開発した。最大5mまでの削孔ツールスを搭載可能で、人手による切り継ぎ作業が不要となる。施工を効率化できることに加え、切り継ぎ時の挟まれ・巻き込まれ事故などもなくせる。 一般的な削孔ツールスは1.5m程度で、掘削時と引き抜き時の両方に人手によって切り継ぎ作業を行っていた。開発技術はクレーンでつり下げてのり面上に設置し施工するため、ドリリングマシンを設置するための仮設足場も省略できる。2025年10月から約1.5カ月現場に導入し、仮設足場工や削孔補助作業の省略により、約25%の工期短縮効果を確認した。
 今回の現場導入実績を踏まえ、来年度以降、増台を視野に検討を進める。
ICT削孔管理に
リモート機能追加

 ハード面だけでなく、ソフト面からの削孔作業の効率化も進めている。同社のICT削孔管理システムにリモート機能を追加した。これまで現地で行っていた計測作業を遠隔化できる。さらに、施工データはパソコンに保存され、現場作業後のデータ整理の時間を削減する効果も見込める。
 リモート機能も25年10月から約3カ月現場に導入した。現場からの評価は高く、順次導入していくほか、のり面だけでなく、品質管理の高度化を目的に都市土木工事への転用も予定している。