東洋建設/指示文のみで現場監視/事前学習不要の生成AI映像分析システム | 建設通信新聞Digital

2月12日 木曜日

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東洋建設/指示文のみで現場監視/事前学習不要の生成AI映像分析システム

生成AI映像分析システム構成イメージ図
 東洋建設は、生成AI(人工知能)を活用して工事現場のカメラ映像から現場状況をリアルタイムに監視する「生成AI映像分析システム(VLモニター)」を開発した。画像と言語情報を統合的に理解・処理できる生成AI技術「Vision-Language Model(視覚言語モデル)」を活用することにより、工事現場の作業内容ごとに現場職員がプロンプト(指示文)を調整することで効率的な監視が可能。事前に学習させた監視対象物だけでなく、作業状況や現場の変化を柔軟に分析できる。
 従来の機械学習などによる画像認識AI技術を使った作業員や船舶などの自動検出システムでは、監視対象物を事前にAIに学習させる必要があり、学習させた対象しか認識できなかった。
 開発したシステムは現場に設置したパソコンから市販のクラウド型AIサービスとAPIで連携し、工事現場のカメラ映像を分析。カメラ映像から任意の間隔で切り出した画像と事前に登録したプロンプトを生成AIに送信することで、現場状況が説明文と音声で通知される。パソコン画面の映像上で警戒エリアの設定も可能で、プロンプトで指定した人物や物体などの監視対象物がエリアに入った場合には警告文を画面に表示する。
 生成AIはプログラミングコードの生成も可能であることから、今回の開発システムによる映像分析結果と作業機械や計測機器を連携させることで、既存技術の高度化や新規開発も進める。