山口県下松市は、下松スポーツ公園内の施設整備のうち、武道館建設の基本設計に着手した。基本設計は市内部でまとめ、実施設計を2026年度内に委託する。委託方法は一般競争入札を予定している。また、温水プール建設については、26年度中に基本計画を策定し、27年度からの基本設計着手を目指している。
同事業は当初、同市大字河内の下松スポーツ公園の北側にある既存の施設を解体し、跡地に温水プールと武道館の多機能複合型スポーツ施設の整備を計画していた。
整備に当たっては、PFIに基づくBTO(建設・譲渡・運営)方式の導入を基本に基本計画を策定したが、昨今の建設費高騰などを背景に計画を再検討した結果、PFIの導入を断念し、設計、施工分離による従来方式とするとともに、武道場と温水プールの複合形式ではなく、それぞれ単独で建設することに決めた。
見直し後の施設内容は、施設規模を複合型延べ約4400㎡から、武道館延べ約2100㎡、温水プール延べ約3100㎡(25m×8レーンなど)に変更した。また、概算事業費を基本計画策定時の約56億円から約43億円に縮減した。建設場所については、武道館を花の広場北側に配置し、温水プールは当初予定どおり旧施設跡地に整備する。
26年度予算には、スポーツ推進事業として2億5900万円を計上。温水プール、武道館関連事業費のほか、市民体育館の施設補修、アリーナ照明LED化に合わせ、安全・安心かつ継続的に施設利用ができるよう長寿命化改修工事を実施する経費を盛り込んでいる。
先行して設計に着手した武道館については、27年度末着工のスケジュールを行政説明会で示したが、若干ずれ込む可能性も示唆している。
