四国地方整備局は29日、徳島県内で施工中の堤防耐震工事を対象とした「インフラDX(デジタルトランスフォーメーション)モデル工事現場見学会」を実施する。災害対応や生産性向上を目的に活用が進む無人化施工を披露し、人材育成や技術継承につなげる。翌30日には「建設DX参観日」を開く。小中学生とその保護者を招き、安全性や生産性など現場環境の改善が進む建設業を知ってもらう。
工事名は「令和6-8年度老門堤防耐震対策工事」。佐々木建設が施工している。当日は、災害現場を想定した遠隔操作バックホウや自動走行クローラーダンプ、生産性を高める3D配筋検査システム『Modely』、歩いた場所を自動で記録する『GEO-Walk』、建設機械やダンプトラックの位置情報や稼働状況をリアルタイムにモニタリングする『Smart Construction Fleet』などの最新技術を展示・実演する。
特別セミナーでは、建設系ユーチューバーとして「石男くんの建設チャンネル」を運営する新庄砕石工業所(山形県新庄市)の柿崎赳社長が『無人化施工と自動化施工の未来』をテーマに登壇。四国整備局ICT専任講師を務めるCRAFTCOM(岡山市)の沖山達哉社長は『i-Con2.0に向けての最新事例』と題して講演する。
