千葉県我孫子市は、DBO(設計・建設・運営)方式を導入する「我孫子市リサイクルセンター整備運営事業」の検討状況を明らかにした。事業費は208億6161万円で、内訳は整備費117億5361万円、運営費91億0800万円。6月議会に債務負担行為を設定した補正予算を上程し、議決を経て7月に総合評価一般競争入札を公告する。2027年3月に落札者を決定する。
22年度に算出した時点の事業費は88億2131万3000円で、25年4月の整備詳細計画改訂時点では156億3416万円に増額した。25年12月にプラントメーカーに依頼した見積もり書の平均価格は、245億8498万8000円とさらに膨れ上がった。これを受け市は、整備費を120億円以下、運営費を20年間で100億円以下に抑えるため、事業者ヒアリングを実施し、内容の精査や削減を実施した。
関連して市は26日、同事業の実施方針を公表した。代表企業はプラント設計・施工企業とし、清掃施設工事1000点以上で、過去10年以内に不燃ごみ・粗大ごみ処理施設か資源物処理施設を地方自治体に納入した実績があることなど。建築物の施工企業は建築一式1000点以上など。
新施設は、リサイクル処理棟やストックヤード、計量棟などで構成する。リサイクル処理棟の施設規模は日量25.5t。事業者は27年7月から設計や工事を進め、31年2月の完成、同年3月の稼働開始を目指す。運営期間は51年2月までの20年間。
市内にある焼却施設と粗大ごみ処理施設は、稼働から40年以上が経過している。クリーンセンター整備事業の第1次事業として新廃棄物処理施設を23年3月に整備済み。リサイクルセンターは、第2次事業として旧クリーンセンター(中峠2264、2274)の敷地約3万0300㎡に整備する。「我孫子市旧クリーンセンター解体及び土壌汚染対策工事」は村本・板橋JVが28年1月までの工期で施工を進めている。「我孫子市リサイクルセンター整備運営事業発注支援業務委託」は国際航業が担当中。「資源化施設整備詳細計画見直し等業務委託」も同者が担った。
