川崎市は、約93haの埋め立て地である浮島1期地区(川崎区浮島町)の本格的な活用に向け、土地活用しやすい基盤条件の整理など概略検討に着手する。16日、「令和8年度浮島1期地区及びその周辺における排水計画等基本検討業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。参加意向申出書は29日まで、企画提案書は8月7日まで受け付け、19日のヒアリング審査を経て、下旬に結果を通知し、契約を結ぶ予定だ。
参加形態は、業種「建設コンサルタント」の種目「上下水道及び工場用水道部門」と「下水道部門」の登録を受けた単体企業。過去10年間で、国か都道府県、市区町村が発注した、海面埋立地(人工島)での雨水排水計画を含む基盤整備検討(同種)か、5ha以上の開発事業での基盤整備検討(類似)の実績などを求める。
業務では、同地区とその周辺の基盤条件を整理するため、既存インフラの基礎調査を行う。地区全体の排水計画と、同計画に伴う造成計画に関して、基本的な方向性と課題をとりまとめ、今後の設計に向けた概略検討を行う。対象地の民間活用を想定した場合の課題も整理する。
土地利用対象範囲は、同地区の市民利用・緑地ゾーン、太陽光パネル設置ゾーン、港湾・臨空関連ゾーンと、隣接する浮島町公園。
契約上限額は1335万4000円(税込み)。業務委託期間は2027年3月19日まで。
市は、16年3月に策定した「浮島1期地区土地利用基本方針」を28年度をめどに改定し、その後、土地活用への取り組みを加速させる考えだ。
