埼玉県鴻巣市と北本市、吉見町で構成する埼玉中部環境保全組合は、PFIのDBO(設計・施工・運営)方式を採用する「(仮称)新埼玉中部環境センター整備運営事業」の実施方針と要求水準書(案)を公表した。11月に特定事業に選定し、総合評価一般競争入札を公告する。参加表明書と参加資格審査申請書類は2027年1月まで、入札提案書類は4月まで受け付ける。同年7月に落札者を決定し、基本協定を締結する。
参加形態は、単体か企業グループで、施設のプラント設備の設計・建設業務を行う事業者のうち、エネルギー回収型廃棄物処理施設の整備を担当する事業者を代表企業とする。
建築物の設計・建設業務を行う事業者で共通となる参加資格は、入札参加資格者名簿と1級建築士事務所の登録があり、「建築一式工事」の総合評定値が1000点以上あること。
プラント設備の設計・建設業務を行う事業者は、「清掃施設工事」の総合評定値が1000点以上あること。過去15年間に地方自治体の一般廃棄物処理施設で、処理能力が日量70t以上で処理方式に焼却方式(ストーカ式)を採用したボイラー・タービン式発電設備付の全連続燃焼式焼却施設の設計と建設工事の実績も求める。
マテリアルリサイクル推進施設のプラント設備の設計・建設業務を行う事業者は「清掃施設工事」または「機械器具設置工事」の総合評定値が1000点以上、過去15年間に地方自治体の一般廃棄物処理施設で、処理能力10t以上の粗大ごみ・不燃ごみなどの破砕選別処理ラインを有するプラント設備に係る設計・建設工事の実績があること。
事業では、エネルギー回収型廃棄物処理施設とマテリアルリサイクル推進施設、有機性廃棄物リサイクル推進施設を整備する。1日当たりの処理能力はエネルギー回収型廃棄物処理施設が約147t、マテリアルリサイクル施設は粗大・不燃ごみ処理施設が15.4t、プラスチック類資源化施設は20.6t、有機性廃棄物リサイクル推進施設は剪定枝資源化施設が4.1tを想定している。
建設地は鴻巣市郷地と安養寺の各一部の敷地約5万3175㎡。設計・建設期間が27年10月1日から32年3月31日まで。運営期間は32年4月1日から52年3月31日まで。
