名古屋市は、港区の敷地約3.3haの都市計画地区計画の決定計画書案を公表した。地区内では、名鉄都市開発が防災拠点の役割を担う物流拠点の形成を計画している。9月9日まで公開し、意見書を受け付ける。
名称は「東茶屋四丁目物流拠点地区計画」。所在地は東茶屋4と西茶屋3の各一部。市南西部の市街化調整区域で、主に農地が広がる平坦地。名古屋第二環状自動車道南陽ICから東へ約1㎞に位置する。
自然環境の保全や景観への配慮のため、区域外周に緩衝帯としての緑地を設ける。地域の治水安全性に配慮し、雨水の適切な処理と浸水対策を図るため、敷地内に調整池を整備する。災害が生じた際の人命の安全確保のため、想定される浸水深などを考慮した適切な位置に施設利用者と周辺住民を収容できる避難施設を確保する。緑地は約1500㎡、調整池の貯留量は約1900m3、避難施設は約2000㎡としている。
同地区は、「名古屋市都市計画マスタープラン2030」の将来都市構造で「自然共生ゾーン」に位置付けられ、現在の豊かな自然環境の維持保全を基本としながら、都市基盤の整備状況に応じた土地利用を展開することとしている。
