最近、妻が過酷な労働環境で身を削る日々に別れを告げるため、再就職を選んだ。土日祝日休みの完全週休2日を最重要条件に掲げていたが、焦りから就職を急いでしまった。その結果、正社員として入社した会社でみなし残業制の下、祝日も含めて1日11時間近く働いている◆就活に最も重要なのは企業選択の優先事項を確立し、慌てないことだ。しかし、今彼女にそれを伝えるのは地雷原の上でタップダンスを踊るようなものだ◆建設業では働き方改革が着実に進んでいるが、就活生の多くは最適な働き口の選別に妥協しない。他産業に勝る厚遇が実現できなければ担い手の確保は難航する◆希望に合った企業は確実に存在するはずだ。わが家の平和のためにも、伴侶にその観念をサブリミナル的に働き掛け、就活を焦らないよう促したい。
