大阪府は、淀商業高校と鶴見商業高校、住吉商業高校を統合し、新商業系高校の創設に向けて動き出す。府が諮問した「府立商業系高等学校のあり方」に対し、学校教育審議会が「既存の複数校を統合し、新たな商業教育の中核となる学校を創設することが望ましい」と答申したことを受け、検討を始める。
1日には、「大阪府立新商業系高等学校(仮称)基本構想策定業務」の一般競争入札を公告する。参加表明は7日まで、電子入札システムで受け付ける。入札書の提出は15、16日。17日に開札する。
参加資格は、2026年度の大阪府測量・建設コンサルタント等競争入札参加資格で『建築設計・監理(一級)』の認定を受けていること。11年度以降に延べ4200㎡以上の教育機関施設や延べ8400㎡以上の公共施設の新築、増築、改築で建築設計業務を元請け履行した実績があることなども求める。
基本構想策定業務も委託し、新校での教育内容や設置場所、開校までのスケジュールについて調査・検討する。業務期間は27年2月25日まで。業務場所は大阪市西淀川区野里3(淀商業高校)、鶴見区緑2(鶴見商業高校)、住之江区御崎7(住吉商業高校)。
新商業系高校は、地域・企業・大学らと連携した探究的・プロジェクト型学習、短い試行錯誤を繰り返すスモールサイクルの学び、AI(人工知能)やデータを活用した思考力の育成などを今後の商業教育の中核とした「新たな商業教育」を実践するために新設する。
審議会の答申では「新たな商業教育を実現するために、新たな商業教育の中核となる学校の創設を視野に入れ、教育資源の効果的な活用の観点から、複数校の集約化について具体的に検討していくことが望ましい」としている。
