一番町三丁目七番地区市街地再開発準備組合(松岡利彦理事長)は1日、「仙台市青葉区一番町三丁目七番地区第一種市街地再開発事業北街区および南街区先行整備エリアに係る既存建物等解体工事ならびに施設建築物等新築工事」の公募型入札を公告する。入札要項は同組合ホームページ(https://ichibancho37.com/)と事務所に提示する。参加希望表明書と秘密保持に関する確約書は8日まで、配布図書の質疑は30日まで組合事務局の三菱地所東北支店で受け付ける。概算見積書や工程表・技術提案書など資料の提出期限は11月30日。2027年1月8日に落札者を決める。
参加資格は、単体またはJVの代表者が7月時点で経審の建築一式工事の総合評定値1700点以上で、事業推進中または直近15年以内に竣工した延べ5万㎡以上のオフィス用途を含む法定再開発事業の施工実績のほか、宿泊施設や商業店舗、地下接続など多様な用途の施工を主な事業として行っていると認められる企業であることなど。
準備組合員は、電力ビルを所有する東日本興業をはじめ、明治安田生命保険や戸田建設などで構成する。事業協力者に三菱地所と戸田建設が参画している。
事業計画地は、都心の主要幹線道路となる東二番丁通りと広瀬通交差点南西側にある青葉区一番町3-7-1ほかの敷地約1.8ha。多くのバス路線が停車するバス停留所「電力ビル前」と市営地下鉄南北線「広瀬通駅」が近接する交通の結節点となっており、アーケードや飲食店、オフィスなどの集積地になっている。
工事は、南街区先行整備エリアが電力ビル別館(RC造地下1階地上5階建て延べ3848㎡)と同本館横立体駐車場、北街区は明治安田生命仙台一番町ビル(SRC造地下1階地上11階建て延べ1万1404㎡)とNPC24H仙台一番町3丁目パーキングなどの既存施設解体から着手する。
その後、南街区先行エリアが地下2階(RC造)地上2階(RC一部S造)建て延べ2550㎡のアネックスA棟と長さ82m、深さ最大11mのトレンチを新設する。アネックス棟は集会所や変電所機能を設ける。
北街区は、地下1階(SRC一部S・RC構造)地上24階(S造)建て塔屋1層延べ4万8125㎡の北棟を建設する。主に事務所や宿泊施設、店舗、駐車場などで構成する予定だ。
想定スケジュールは、両街区の既存建物解体工事に27年4月に着工する。工期は南街区が12月までの9カ月間、北街区が28年6月までの15カ月間。新築工事は先行するアネックスA棟とトレンチが28年1月から29年10月までの22カ月間、北棟は28年7月から31年10月完までの40カ月間としている。
新築工事の基本設計は、三菱地所設計が担当している。
南街区の後発分となる電力ビル本館・新館の解体や、S造35階建ての南棟新築などは今回の公募対象外としている。
