北陸地方整備局長岡国道事務所は、国道289号八十里越事業の暫定開通に向けた機運を高めるため、区間内の橋銘板を地域の高校生が揮毫(きごう)する取り組みを始めた。
区間内全20橋で橋銘板が未設置の11橋のうち、新潟県側の9橋の揮毫を三条市、福島県側の2橋を只見町の高校が担当する。完成した橋銘板は、11月以降に随時設置する。この取り組みは、両市町などで構成する、国道(289号)八十里越地点開発促進期成同盟会が企画した。
4日には、三条高校書道部の1、2年生6人が部活動の一環として「八十里越天空大橋」の橋銘板を下書きした=写真。
生徒の一人は、「揮毫は初めての経験。地域の方々が見るものなので、覚えてもらえるような字を書きたい」と意気込んだ。また、「空という字が入っているので、行書を選択し、のびのびとした字体を心がけている。自分の字が選ばれれば歴史に残るので緊張している」と率直な思いを明かした。
同事務所の岩崎誠副所長は、「地域の期待が大きい事業だ。完成を間近に控えているので、今後も地域や道路の利用を予定している皆さんにアピールしていきたい」と話した。
同事業は国土交通省(直轄権限代行)と新潟、福島両県が整備を進めており、長さは20.8㎞。2027年夏ごろの暫定開通を予定している。
そのほかの橋と担当高は次のとおり。
〈三条市側〉
▽中柄沢橋、モチバ沢橋=三条東高校▽日本平橋、大久保沢橋=新潟県央工高▽青岩沢1号橋、2号橋=三条商業高校
〈只見町側〉
▽馬追沢橋、番屋橋=月ヶ丘特別支援学校▽木ノ根山橋、御前山橋=只見高校。
