TBS系ドラマ『VIVANT』のロケ地として注目を集めるアゼルバイジャン。首都バクーはオイルマネーで急速な発展を遂げ、「第二のドバイ」とも称される近未来的な都市だ◆炎を模した「フレーム・タワーズ」や流線型のビル群がきらびやかな夜景を形づくる傍ら、世界遺産「旧市街」の重厚な石造城壁が残る。この異なる時代が隣り合う街並みが「世界を巻き込む大きな渦」へと引き込む物語の世界観とも重なって見える◆歴史の継承と先進的なデザインが共存する背景には、厳しい自然環境の中で培われてきた建設の知恵と工夫があるのだろう◆新旧の景観が共存する独特の空間を形づくる街並みは、そうした高い技術力と大胆な発想によって、この都市ならではのダイナミックな景観を見事につくり出しているのではないか。
