改正労働施策総合推進法に基づき、10月から企業のカスタマーハラスメント(カスハラ)防止対策が義務化される。中小・零細企業も含め、全ての事業主が対象だ◆元請け企業や取引先からの不当・過剰な要求や威圧的な態度は、立派なカスハラだろう。場合によっては、優越的地位の乱用や取適法(旧下請法)の観点から問題視される可能性もある◆今やハラスメントの分野は多岐にわたる。何だか萎縮しそうな風潮だが、もちろん言うべきことは言うべきだ。しかし、一番大切なのは言い方かもしれない。相手の受け止め方次第で左右される◆従業員にはカスハラをする可能性、される可能性の双方がある。ルールを明文化し、あらかじめ対策を講じておく必要がある。企業規模を問わず、それが事業者の責務だろう。丸腰は危険だ。
