兵庫県三木市は、吉川地域小中一貫校の設置に向け、基本・実施設計委託の公募型プロポーザルを、早ければ10月にも公告する。年内に特定し、年明けにも業務に着手したい考えだ。委託期間は2028年中ごろまでを予定している。
新校は27年3月で閉校する吉川高校(吉川町渡瀬300-12)の敷地4万5000㎡に整備する。基本計画によると、アリーナ、武道場、学童保育施設などを設けるほか、地域の交流スペースとしても活用できるメモリアル交流ホールを設置する。合計の延べ床面積は約8000㎡。積極的な高断熱化や、太陽光発電などの導入を検討し、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Ready相当を目指している。
市立吉川小学校(吉川町みなぎ台1-31-3)と吉川中学校(吉川町大沢2)を統合し、施設一体型の小中一貫校を設置する。30年度の開校時は特別支援教室も合わせて、小学校8学級、中学校5学級の計13学級で、児童数は約230人を想定する。
整備に当たり、新築、既存校舎と体育館を活用、体育館のみ活用など、既存の施設を活用した方法も含め検討した。その結果、既存校舎を活用した場合、20年後の建物更新時に工事が必要になることや、80年のライフサイクルコストを考慮した場合、新築が最も費用負担が少なくなることから、新築で整備する方針に決めた。概算整備費は約63億円(税込み)を見込む。
新築工事の施工者を28年末にも特定する。供用開始は30年度を予定。基本計画策定業務は教育施設研究所が担当した。委託期間は8月31日まで。
