東洋建設は、カンボジア王国のシハヌークビル港湾公社から、シハヌークビル港新コンテナターミナル拡張計画(NCT2)の土木工事を受注した。契約総額は約262億円、工期は36カ月。同社にとってカンボジア国内で最大規模の工事となる。日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて供与する円借款を活用する。
工事では、延長400㍍の岸壁と約20万平方㍍のコンテナターミナルを整備するほか、12棟の建屋を建設する。さらに、荷役やコンテナの蔵置、ゲート管理などを一体的に制御するターミナルオペレーションシステム(TOS)を導入する。
同港はカンボジア唯一の大水深港で、同国の貿易・経済を支える重要な物流拠点。経済成長に伴い貨物取扱量が増加し、既存ターミナルの処理能力が限界に近づいている。今回の整備により、貨物取扱能力は約45万TEU(20フィートコンテナ換算)増加する見込み。物流機能の強化と貿易の拡大につなげる。

