日本建設業連合会中部支部（村上考司支部長）は2日、第28回市民学生現場見学会を実施した。女性技術者「けんせつ小町」が活躍する名古屋市内の工事現場2カ所を、小中学生と保護者など52人が見学した。
　参加者は、東建コーポレーションの「栄タワーヒルズ新築工事」の現場を訪れ、クロス張りなどの仕上げ工事を間近に見学した。現場事務所では前川俊哉工事長（清水建設）から工事概要、葛野靖史広報委員会主査からけんせつ小町の活躍などについて説明を受けた。清水建設名古屋支店建築部の藤谷佳奈さんは「宮大工に憧れて、業界に入った。建物に携われる喜びは大きい」と参加者に現場の魅力を語った＝写真。
続いて、NEXCO中日本が発注し五洋建設が施工する「名古屋第二環状自動車道名古屋西ジャンクションCランプ橋他7橋（下部工）工事」（西川昌平作業所長）の現場を訪問。工事概要などの説明を受け、高所作業車に試乗した。

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