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【都市ゴミをセメント資源化】環境負荷を低減、完全リサイクルを実現 太洋セメント埼玉工場 

最終更新 | 2018/11/30 16:38

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 埼玉県日高市の中心部に位置する太平洋セメント埼玉工場は、関東のセメント需要に対応しながら環境負荷低減への取り組みに力を注いでいる。同工場では全国で唯一、都市ごみをセメント資源化する「AK(Applied Kiln)システム」を導入。市内で排出される年間1万5000tの都市ごみをセメントの原燃料としてリサイクルしており、前川修一工場長は「国内はもとより海外でも類を見ない」と強調する。

焼成キルンと隣接する資源化キルン

 埼玉工場は1955年に日本セメント埼玉工場として操業を始めた。敷地面積は約28万㎡。現在はセメント焼成キルンとして6号キルン1基が稼働し、普通セメント、早強セメント、高炉セメント、ジオセット(地盤改良材)を生産する。2017年は約140万tを生産。原料の石灰石は秩父市の武甲山から採掘され全密閉の長距離ベルトコンベヤーで運ばれている。
 AKシステムの最大の特徴は、ごみ収集車で回収した市内の都市ごみを直接セメント工場に持ち込むことだ。都市ごみは受入室内でスキップコンベヤーのバケットに荷下ろしされ、全長62.1m、直径5mの資源化キルンに投入される。資源化キルンは00年に停止した5号キルンを転用している。

都市ごみは直接工場に持ち込まれる

 資源化キルンは低速回転することでごみ袋が破れて細分化され好気性発酵が高速に進行。ごみの炭水化物とタンパク質が酸素と反応して徐々に分解される。分解中に発生するガスはセメント焼成キルンの焼成用空気に利用するため臭気も外に漏れない。3日後には有機物が完全に分解され資源化物として資源化キルンから排出される。
 資源化物の可燃分はセメント焼成燃料に、焼成時に発生する灰分はセメント原料として利用することで2次廃棄物が発生しない完全リサイクルを実現している。製造の各工程では全自動分析システムによる成分管理を実施して高い品質を確保する。
 AKシステムの導入に当たっては、清掃センターの更新時期を迎えていた日高市と同社が共同で資源化研究会を設置し検討を重ねてきた。01年3月から約1年半かけて実証試験を実施し、02年11月から稼働を始めた。これにより日高市はごみ処理を他の自治体に頼ることなく清掃工場が不要となった。
 前川工場長はセメント焼成キルンに遊休キルンが隣接していたことや、市内の都市ごみの総量と処理能力が一致していたことをAKシステム実現の要因に挙げ、「今後も持続的な発展を遂げながらセメントを生産し、地域とともに歩いていくことを目指す」と力を込める。

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