【三建設備工業】札幌三建ビルが照明普及賞受賞 決め手は「群を抜いた省エネへのこだわり」 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

公式ブログ

【三建設備工業】札幌三建ビルが照明普及賞受賞 決め手は「群を抜いた省エネへのこだわり」

 三建設備工業の「札幌三建ビル」(北海道支店、札幌市)が、照明学会(豊島久則会長)の2018年度照明普及賞(北海道地区)を受賞した。東京都文京区の東京大学伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホールで14日に表彰式があった。
 照明普及賞は、該当年に竣工した優秀な照明施設を照明学会の照明普及分科会が表彰する制度。施設の規格・設計・施工に功績のあった個人や法人、グループが表彰対象で、照明技法や照明環境などの観点から総合的に審査する。
 2018年11月に自社の設計・施工で完成した札幌三建ビルの照明は、全館LED照明を採用。執務エリアは、照度センサー機能付の画像センサーを利用した制御システムとの併用によって、調光で照度を適切にチューニングする。これに加え、人のいないエリアを消灯するなど、スイッチレス照明の効果を発揮し、照明設備での究極の省エネ性を実現している。
 審査では、照明設備による省エネ化だけでなく、「建物に対しての省エネへのこだわりが群を抜いている」ことが高評価を受け、受賞につながった。

札幌三建ビル外観・南東面(夜景)

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら