【TAKUMINOホールディングス】小野工業所が持株会社体制に移行 シンボルマークも新たに制定 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【TAKUMINOホールディングス】小野工業所が持株会社体制に移行 シンボルマークも新たに制定

 積極的なM&A(企業の合併・買収)戦略を展開している小野工業所(福島市、小野晃良社長)は、純粋持株会社として設立した「TAKUMINOホールディングス」の傘下に事業会社を置く持株会社体制に移行した。経営資源の最適配置や各事業の機動性向上、コーポレートガバナンスの強化を図る。グループのシンボルマークも新たに制定した。

シンボルマーク

 福島県を地盤とする同社は、近年、積極的なM&Aや新会社設立を進めており、既に後継者難・採用難に直面していた10社と資本提携してきた。持株会社体制への移行で、持株会社がグループの全体最適の視点に立った戦略策定・資源配置を担い、各事業会社がグループ戦略を前提として個社の意思決定・業務執行を担う。個別の収益力強化を進めつつ、グループ全体で必要な投資を全体最適の観点で実行しやすくなる。また、権限と責任を明確化し、各事業会社に応じた最適な運営体制を構築して迅速な意思決定を可能にする。グループ経営機能と業務執行機能を分離することで、グループ全体のコーポレートガバナンス体制も強化する。
 シンボルマークは、向かい合う安定した2つの図形で構成し、顧客や社会と向き合いあらゆる課題に毅然と立ち向かうというグループの企業姿勢を表した。2つの図形の中央のスリットは、TAKUMINOのTを表し、極限まで線を細く描くことで高度な技術と専門性を象徴した。

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