【東北ブロック営繕主幹課長会議】若手技術者が鉄筋モックアップ研修 スキルの向上に励む | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【東北ブロック営繕主幹課長会議】若手技術者が鉄筋モックアップ研修 スキルの向上に励む

 東北地方整備局と東北6県、仙台市の営繕担当者でつくる東北ブロック営繕主幹課長会議は6日、日本建築構造技術者協会東北支部(JSCA東北、平山浩史支部長)の協力のもと、宮城県大衡村にあるJSCA東北の鉄筋モックアップ施設で研修会を開いた。各機関の若手営繕技術者ら24人が参加し、建築物の構造耐力上重要な鉄筋の材料や加工、組み立てなどを学ぶとともに、配筋検査を体験することでスキルアップに励んだ。
 当日はJSCA東北のメンバーが講師を務め、配筋検査の概要やチェックポイント、間違い例などを学んだほか、モックアップ施設があるサンエーテックの鉄筋加工工場を見学した後、基礎部と地上部それぞれの配筋検査を実施。図面との相違部分などを確認した。
 JSCA東北の担当者によると2015年11月の運用開始以来、同施設には1000人以上が研修・見学に訪れているが、発注機関のみの研修は初めて。同会議は10月にも研修会を開催することにしており、今回とあわせて約50人が参加する予定だ。

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