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【目指すは建設工事の”工場生産”】建ロボテック・眞部達也社長が思い描く施工の未来

最終更新 | 2020/12/14 14:28

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 香川県三木町の旧うどん工場を改修してオフィスを構える建ロボテック。眞部達也社長は「われわれのロボットは、高度な機能を一切省いた道具の延長。すごいかすごくないかではなく、使えるか使えないか」で勝負する。開発中の新作、鉄筋上の運搬専用ロボットが10月に国土交通省関東地方整備局の革新的技術に選ばれた。建設現場省力化ソリューションを提供し続ける眞部社長に事業モデルや現場の未来を聞いた。

眞部 達也社長


◆ドラえもんのひみつ道具
 「鉄腕アトムをつくろうとしているわけではない。ドラえもんのひみつ道具がつくりたかった」の言葉どおり、同社のロボットは、主流である多機能・高性能とは一線を画す。生産量で収入を得ている専門工事業は「労働力派遣ビジネス」と言い切る。建築資材はゼネコンから支給され、在庫を持たないので販売益は見込めない。

 「鉄筋工事業者の純利益率は他業種と比べて低い傾向にあり、数千万円のロボットを購入したとしても投資回収は難しい」ため、必要最低限にスリム化した。開発に数億円かけるようなものは求めていない。「(高性能で)すごいねと言われるより、これだったら使えるねと言われる方がうれしい」

 関東整備局の革新的技術に選ばれた運搬ロボは、「(2019年に市場投入した)結束ロボ『トモロボ』をつくる時から“次は”」と心に決めていたという。そこには、15年前まで鉄筋工事の職人として1日に約2tを肩に担ぎ、現場で汗を流していた自身の経験が生きている。「これを人間がやるのか」との思いはやがて、「難しい作業は人間の手で行い、単純作業はすべて自動化すれば良い」に至った。試作を重ね、「21年には世に出せるものにしたい」と意欲を見せる。

19年に市場投入した協働型鉄筋結束ロボット『トモロボ』。
『トモロボスライダー』と併用すれば、2人作業だった横移動が1人でも可能になる。


 既に現場で活躍している結束ロボット『トモロボ』も、「1日に6000カ所という単純作業から人を解放したい」との思いから生まれた。「ロボットが結束するのではなく、結束するのはあくまでロボットにセットする市販の電動工具。特徴は一言で言えば道具だ」。こうすることで、複数の専用マニピュレーターを搭載する必要がなく、価格面と専門性を両立した。

 しかし、単一作業のロボットは稼働率が期待できない。トモロボも同じで、特化する床やスラブの結束作業は、建物全体の工程から見ればごくわずか。「工期6カ月の物流センターに例えると、活躍するのは2週間程度。そこで、稼働率を上げるために考えているのがサブスクリプション(定額制)」と新たなビジネスモデルを描く。さらに「担い手不足に悩む企業にロボットを派遣して、結束した個所数への従量課金制にする」など事業転換も模索する。

◆建設工事を“工場生産”
 「究極の目標は建設工事の工場生産」と意気込む。建物をベルトコンベヤーに乗せて流すことはできないが、人の代わりにロボットを流す。10種類の作業ができる1台より、1種類専用が10種類あればそれが可能だ。さらにスマート施工は、「オペレーターという違う領域の技術者を生み出す」副産物となる。「彼らは一人工ではないので月給制が適用でき、土日も休める。彼らが増えれば、そこで得た利益を職人に回すことができる」とも。

 結束ロボは全国で30台展開中で、「50~60台で供給をいったん停止にする」考えだ。「1300社程度の鉄筋工事業者に売っても、いずれ頭打ちになる」と考え、ロボットオペレーターを育てる企業に対してロボット労働力を派遣するという、従来の売るモデルからの脱却を目指す。「開発中の運搬ロボも稼働率は高くない。われわれが所有して、皆さんに共有してもらうモデルになれば」と視界は良好だ。

現場で働く人のために開発・商品化したマスク用スペーサー『マス楽』。空間をつくることで呼吸しやすく、温度と湿度を下げると好評だ

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